元栓を閉栓できない場合の手法

水道修理修繕隊MADLICK

状況

以下が現場状況となります。

【作業前の様子】 天井から水が漏れてきたので管理会社に連絡をしたら水道業者の電話番号を教えてくれて電話することになった。

現場の写真16

施工状況

テレビを見ていたら天井から急に水漏れがしてきて上階に住んでいる人に水漏れがしていないか確認をしてもらったのですが水が漏れてないということでお電話をいただいた現場にお伺いすることにさせていただきました。
階下漏水が発生していないか調べてもらいましたが、その形跡がないということで共有部分の水道配管に何らかの原因があって水漏れが発生していることが判明しました。
提携する管理会社様に状況をお伝えさせていただき点検口から管内カメラを使って調査をしたところ水道配管のつなぎ目のところで水漏れがしていることが判明しました。このままにしておくこともできず管理会社様とご相談をした結果、元栓を止めなくても水漏れの修理ができないかと言うことを伝えられ圧着ソケットを使って水漏れを食い止める作業をすることなり、水漏れを止めることができました。
ほとんどのケースでパイプから水漏れが発生している時には、交換作業となるのですが共有部の場合には、元栓を閉じることによってすべての世帯で給水がストップしてしまうことがあります。
元栓を閉栓できなく修理をする場合には、圧着ソケットを使って水漏れを修理するケースもあります。

水道菅で使われる圧着ソケットとわ
水道管で使われる圧着ソケットは、管と継手を圧着することで接続する方法です。一方、ワッフル継手と呼ばれる継手を用いる場合もあります。ワッフル継手は、管と継手の間にシリコンゴム製のシールを挟み込んで接続する方法で、締め付けることでシールが圧着し、水漏れを防止します。圧着ソケットとワッフル継手のどちらを使用するかは、配管工事の規定や、工事箇所の条件によって異なります。

どんな時に用いられる?
圧着ソケットは、水道管同士を接続するために使われる接続部品の一つです。一般的に、水道管を切断したり、新しく取り付ける場合に使用されます。また、古い接続部品を取り外して新しい圧着ソケットに置き換えることで、水漏れやトラブルを解消することもできます。圧着ソケットは、接続部分を密封するために特殊な工具で圧着する必要があります。圧着ソケットを使用することで、より確実かつ安全な水道管の接続が可能となります。

水漏れしている箇所でも効果があるか
圧着ソケットは、水漏れしている箇所でも一定の効果がある場合がありますが、修理方法は原因や箇所によって異なります。例えば、水漏れが小さく、穴が開いていない場合は、圧着ソケットを使用して漏れを止めることができます。しかし、穴が開いていたり、管が腐食している場合は、圧着ソケットだけでは対処できず、部品の交換が必要になる場合があります。水漏れの原因や箇所によって異なるため、専門家に相談することをおすすめします。

元栓が閉栓できないときに液体窒素を使った作業
元栓が閉栓できないときに液体窒素を使った作業は、水道業者や専門の業者が行うことが一般的です。液体窒素を使用することで、水道管内の水を急速に凍結させることができます。水が凍結することで、水道管内の水の圧力が減少し、元栓を閉めることができるようになります。しかし、この作業は危険が伴うため、素人が行うことはおすすめできません。必ず専門家に依頼することをおすすめします。

作業方法
液体窒素を使用することで、凍結している部分を解凍する方法があります。具体的な作業方法は以下の通りです。
液体窒素を購入し、保護具を着用する。液体窒素は業者や専門店で購入することができます。
凍結している部分に液体窒素を吹き付ける。窒素は、-196度まで冷却することができるため、凍結している部分を解凍することができます。
しばらく待ってから、元栓を閉めてみる。液体窒素を吹き付けることで、凍結していた部分が解け、元栓が閉まるようになる場合があります。
元栓が閉まったら、水道管の中に空気を入れ、水漏れしている箇所がどこかを確認する。水漏れしている箇所を特定し、修理する。
なお、液体窒素を扱う際には、保護具を着用することが重要です。液体窒素は、極端に低温になるため、皮膚や粘膜に触れると凍傷を引き起こす可能性があります。また、液体窒素は窒素ガスになる際に膨張するため、密閉された場所で使用することは危険です。必ず換気の良い場所で作業するようにしましょう。

水道管に圧着ソケットを用いる利点と欠点
水道管に圧着ソケットを使用する利点と欠点について説明します。

●利点:
・高い耐圧性: 圧着ソケットは、水道管の接続に非常に強力な圧力をかけるため、高い耐圧性を持ちます。これにより、漏水や破裂のリスクが低くなります。
・信頼性の高い接続: 圧着ソケットは、専用の工具を使用して正確な圧力をかけて接続するため、接続の強度と信頼性が向上します。しっかりと圧着された場合、長期間にわたって安定した接続が維持されます。
・簡単な取り扱い: 圧着ソケットは比較的簡単に取り扱うことができます。専用の工具を使用して圧着するだけであり、溶接やはんだ付けのような特別なスキルや設備が必要ありません。
●欠点:
・修理が難しい: 圧着ソケットは接続が非常に強力であるため、接続を解除することが困難です。万が一、水道管に問題が発生した場合や修理が必要な場合、圧着ソケットを取り外すことは困難で、通常は切断する必要があります。
・追加コスト: 圧着ソケットを使用するには、専用の工具が必要です。これには追加のコストがかかるため、初期投資が必要です。また、専用工具の熟練した使用も必要です。
・一度使用すると再利用が難しい: 圧着ソケットは一度使用すると再利用が困難です。圧着されたソケットを再度使用する場合、切断して新しい圧着ソケットを取り付ける必要があります。

これらは一般的な利点と欠点であり、特定の状況や要件によっては異なる場合があります。使用する前に、水道管の種類や環境、予算などを考慮し、適切な接続方法を選択することが重要です。


施工料金

修理依頼からのロードマップ
突然のトイレ修理や水道修理が必要になった時にスマホ検索やネット検索で水道業者を調べて手配することがあります。知っている水道業者がいれば、そちらで手配した方が安心麺もありますから知っている水道業者で修理解決してもらうようにしましょう。
昨今の報道番組や新聞あどで考えられないくらいの低料金を語り高額請求しているする水道業者もいますので十分に気を付けましょう。もしもの時には、特定商取引法のクーリングフを伝えて応じなければ、お客様の住まわれている地域を管轄する消費者相談センターや警察に届け出t事態の収拾務めてください。